「坊がつる」
2003年11月10日(月)
初めて坊がつるへ登りました。
長者原を9時に出発、11時前に到着。「四面山なる・・・」と歌にあるように、
下界はまったく眼にはいらない、いい所です。
そのまま下りるつもりだったのですが、天候と体調が良好だったので、
目の前にそびえる大船(だいせん)山に登りました。
1787mの高さで、しばらく前までは久住山とともに九州1、とされていた山です。
12時に山頂着。結構調子よくいいペースで登れるので、自分でも驚きです。
何人かを抜きましたから。(ここでも、出会うのは中高年ばかりですが。)
ミヤマキリシマが咲く頃は全山ピンクに染まり、登山者で行列ができるほどだそうですが、今は静かです。
登るにつれ、九重全体が見えてきます。紅葉は終わり、山は穏やかな初冬のベージュ色に包まれています。
坊がつるを囲んで三俣山、平治(ひじ)岳、そして一段高くに北千里が広がり、その先に久住、
4mの差で九州1の中岳、稲星山と続きます。
九重はやはりいい山ですね。本州の山と違って岩や雪渓などのアルペン的要素は少ないけれど
南国的おおらかさがあり、これもまた捨てがたいものです。他にはあまりない山だと思います。
長いこと山から遠ざかっていましたので、去年久しぶりに谷川岳のふもとを歩いた時、
若かりし頃通った山道の登り口を見てその険しさに絶望的気分になり、もう登れない、と思ったのですが、
この1年少しづつ山歩きを再開したのが功を奏したようです。やはり何でもやってみることですね。
途中、結構単独の女性とも会います。
「足取りが軽いね」「お宅こそ」などとエールを交わしながらすれ違うのも楽しいものです。
何だかまた、山にはまりそうです。
下りはさすがにスタミナが切れてきて、登り返すところはのたりのたりと歩きます。
でも何とか7時間歩き、無事3時半に長者原着。実にいい休日でした。
坊がつるのもう一つの収穫。
筑後川に沿って歩いてみたいと思い始めていたのですが、その源流に出会いました。
全く川に沿って、というのは難しいので、あとは長者原から豊後中村までを歩こう、と、
帰宅後地図を眺めて次のプランを練りました。
写真は坊がつるから大船山。右側のピークです。