[10]2005/07/04(Mon) 15:52 互いを理解し見守る大切さ
美しいツツジの季節がすぎ、花が枯れおちるころ私は,新枝の剪定をしました。
つづいて「来年も咲いて!」と、お礼に肥しをやりました。
そのときの話です。
数本のツツジの剪定を終えて隣をみたら、クチナシの植木が生茂っていました。
ものはついでと私は、あっというまに剪定をしてしまいました。
数日たったある日、クチナシは、つぼみがひらく直前だったことに気づきましがあとの祭です。
「ごめんなさい」と、心で詫びて、クチナシの花が来年咲くころを待つことにしました。
ところがクチナシの植木は、乱暴な剪定にもかかわらず数多くの花を咲かせてくれたのです。
みにくい傷を負いながらつぼみは、あるがままに一所懸命に花を咲かせてくれたのです。
さぞや「痛かったろ〜」と、無謀な選定を心から恥じました。
そのとき、社会問題になった青少年犯罪が花のつぼみと重なりました。
お互いの心をよく理解して見守ることができたなら、尊い人命を失う悲しい事件まで、興さずによかったのではないかと思いました。
2005年7月4日(月)佐賀新聞「ひろば」に掲載。
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